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盛岡冷麺発祥の地。岩手で冷麺の魅力を追い続けています。

今回インタビューにお邪魔したのは岩手県盛岡市にある焼肉・冷麺レストラン「ぴょんぴょん舎本店」です。盛岡のソウルフードといえば、「盛岡冷麺」。岩手県民は冷麺を食べに焼肉屋さんに行くというほど親しまれている料理です。「ぴょんぴょん舎」はこの「盛岡冷麺」のパイオニアで、独特の食感とコクのあるスープが魅力です。

こちらのお店で県内外のお客様に美味しいお料理をお届けしている平野哲次さんにお話を伺いました。

「夢」を変更させた冷麺の魅力

盛岡でこうして働いていますが、実は愛知県出身で24歳までは名古屋で働いていたんです。当初の夢は「バリスタ」になること。名古屋市内のカフェで修業をしていた時に今の会社の社長と出会い、盛岡冷麺の魅力に魅せられました。

一度目指したらとことん突き詰めたい!!すぐに本社・冷麺工場のある岩手にIターンしました。

ひとつの想いをみんなで共有できている

ぴょんぴょん舎で働いて早6年、実はその間アメリカ留学しているんです。帰国後も会社に対する魅力は薄れず復職しました。勤務した事のある店舗としては、東京・神奈川など岩手以外のお店も。どの地域・どのお店でも盛岡と変わらないクオリティの冷麺を提供している事を実感しました。すべてのスタッフ、お店に社長の”想い”が行き届いていてとても感動したことを覚えています。

岩手で暮らしてみて感じた人と自然の温かさ

いつも自然を感じながら働いています。岩手は特に緑が多いなと感じます。
自然と遊びが調和した大きな公園。冬には思わず飛び込みたくなるようなまっしろな雪が降り積もり、まるで外国かと思うほど別世界になります。改めて”暮らし”の豊さを考えさせられました。

地元の人たちもとっても温かい人が多いです。
私は誰とでも話ができるので、ちょっと知らない所に出かけた時には散歩している人とかによく話しかけちゃうんです。(笑)
そんな時もよそ者扱いせずちゃんとお話ししてくれるんです。都会ではそうはいかなかったりしますよね。岩手がとっても好きになりました。

休日はお気に入りの場所でゆっくりと

個人的にとっても好きなカフェがあって、そこで過ごすことが好きです。
秒針の音が聞こえるほど静かな空間。人によっては窮屈に感じるような空間も、妙にクセになるんです。本を読みながら気づくと何時間もたっている事も。マスターの想いやお店のこだわりが静けさの中から伝わってきます。

岩手はそんな場所がたくさんあり、仕事以外の時間もすごく充実しています。まだまだ岩手を知りたいですね。

平野さん

冷麺、料理…その向こう側も教えてくれる

仲間・上司、そして社長から日々勉強させてもらっています。自分を慕ってくれる後輩、社長・上司からは料理人としてのセンスやお店を管理するノウハウまで…尊敬する人たちばかりで自分はとても恵まれています。「人に恵まれているな」と岩手は改めて感じさせてくれました。

今後の目標は?

ズバリ、「世界で一番美味しい冷麺を提供すること」。
自分がこんなにも好きになり、惹かれている”盛岡冷麺”を全世界に広めることが私の夢です。

取材担当者より

今回は「ぴょんぴょん舎本店」で取材させて頂きました。
このお店の第一印象は「異国」。独特の空間は社長のこだわりが活かされておりました。なんと飾っている絵や家具・調度品の一つひとつまで社長が選んでいらっしゃるとか。

インタビューさせていただいた平野さんもとってもイキイキしていらっしゃって、本当に冷麺が好きなんだなというのが伝わってきました。いつか世界で盛岡冷麺を味わえることをとても楽しみにしています。
平野さんの夢を、陰ながら応援していきます!!

ご協力、ありがとうございました!
ぴょんぴょん舎(from 岩手県盛岡市) 本店勤務 平野哲次さん http://www.pyonpyonsya.co.jp
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