人仕事通信
Workin.jp >  >  >  私自身が経営するのは、10店舗でいい。あとは、独立できる環境を作り、どんどん独立していって欲しいと思います。

私自身が経営するのは、10店舗でいい。あとは、独立できる環境を作り、どんどん独立していって欲しいと思います。

サービス業は人間力が大事になってくると思う。お客さんが喜ぶ事を想像することであったり、トラブル解決法は人間力が試されます。
飲み物持ってきて、食べ物フード持ってきて、オーダー聞いて、作業ベースの仕事だけなら誰でもできる。
でも接客って、気持ちのこもった行動と気づきが大事でアイコンタクトやお辞儀といった意識ベース仕事だと思う。

ありきたりな店は作らないってという理念のもと、仙台の人に喜んでもらえる店作りたい。


同じ業態の店をテンポよく出していくより違う業態で工夫して10店舗展開を掲げています。仙台にタイ料理、韓国料理、フレンチ、たくさんの業態の店がある街を作りたかった。生まれ育った仙台を楽しい街にしたいなって思ったんです。損得で考えてたら、居酒屋とか同じ業態の店をオープンしていく方が楽。でも損得よりも、なんかか仙台の人に喜んでもらえる店をやっていきたい気持ちが強かったんです。そういった店舗展開を行う上で海外もイタリアやメキシコなどスタッフを連れて視察旅行にも行きます。創造するよりも本場を見て感じることを大切にしていて、海外以外にも東京にあるメキシカンレストランを参考にして新店舗のイメージを作ったりもします。その際は料理長と一緒に出掛け、いかに日本人に合うような味付けにできるか話し合います。寿司屋さんとか居酒屋が駄目なわけではないです。ただ、私以外にやる人たくさんいるから誰もチャレンジしないところに挑戦したい
って思っています。

「全従業員の幸せを追求し夢を実現する」お客様と同様に従業員も大切にしたい。


スタッフを理解し、制度や役職を整備して次世代のリーダーを育たいと思っています。私の仕事は社員の為に活躍できる道を作ってあげること。
ちゃんと人を育てたら、プロデュースの仕事をやっていきたいと思ってます。社長の仕事って社員の為に道を作ってあげることじゃないかなって最近思っています。私がプロデュースの仕事を始めれば、サービスや料理を教える人材も必要となってくる。プロデュースしたことによって社員に店長や料理長以外にも違う道ができる。他にも、セントラルキッチンを作って、例えば体力的に不安な人はそこで商品を開発や仕込み専門でもちゃんと働いてもらえる、安心してもらえるようにしたいです。こういった取り組みは今までも行っていて、例えば、結婚して子供が生まれるスタッフが増えてきたため、商業施設に店を出して日中メインの店舗展開も行った。独立だけじゃなくてFCやりたい人、東京や沖縄で店をやってチャレンジしてみたい人、やりたいことは人それぞれだと思うから、そういうところの道を作ってあげるのが僕の仕事だなと思っています。

アルバイトも社員も、ベテランも新人も全スタッフがティー・エフコーポレーションという同じ船に乗ったクルー。


会社の理念を分かりやすく解説する「理念会」をアルバイトも社員もベテランも新人も全員に私自身が行っています。例えば10名の会社100名1000名を手漕ぎボート・ヨット・客船・豪華客船に例えて話をする。うちはヨットクラス。でも客船目指してないんですよ。あまり大きくなってしまうと経営者と話すきっかけがなくなってしまう。社長よりもエリアマネージャーが店舗に来て、社長に直接会って話したことないとか。そうはなりたくないんです。みんなが同じ船に乗って同じ方向に進むという感覚と対等な関係が一番大事。
もっと細かく言えば、アルバイトから先に店長にあいさつしなきゃダメみたいな上下関係は対等ではない。気づいた方から挨拶すればいい。他にも肉屋さんや八百屋さんもパートナだから上から目線はNGそうゆうことを理念会を通して伝えている。伝えているのは実務的なことではなく、在り方。理念会を行うことでより強固なチームができ、店づくりへの思いなどベクトルを合わせて仕事が出来ると思っています。

ご協力、ありがとうございました!
株式会社ティーエフコーポレーション 代表取締役 福島 孝志さん
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