ゆりあ株式会社
代表取締役 山口　有里様

山形駅周辺で5店舗の飲食店を運営している「ゆりあ株式会社」「ゆめりあ株式会社」様。郷土料理と地酒が評判の居酒屋を直営するほか、コンサルタントおよびプロデュース業なども展開しており従業員は80名以上。「ゆりあ株式会社」代表の山口有里さんにお話しをうかがいました。

「目の前の人を笑顔にできる」人を採用したい

――山形駅のすぐ側に店舗を構えていらっしゃいますね。

はい、駅の近くに出店したのは県外から来られるお客様に山形の良さを伝えたいから。山形は田舎で観光名所も多くないけれど、都会にはない魅力がたくさんあります。料理やお酒、人との触れ合いを通して「山形っていいね」と思っていただけると嬉しいです。

――「人との触れ合い」という意味では、従業員さんも大切な役目を果たすことになりますね。

おっしゃる通りです。うちはバイトの半分以上が学生で、県外出身者が多い。つまり、長い年数は働けない人が多いんです。それでも私たちはバイトを絶対に軽く扱いません。バイトは社会人になるためのステップ、勉強の場だと思っていますし、彼らが巣立つまでに身につけて欲しいことをしっかり伝えるようにしています。

「バイトだからしかたない」とは考えないので、間違ったことをすれば本気で叱ります。もしかするとその瞬間は、本人は理解できないことがかもしれません。でも、将来社会に出たときに「あのとき叱られたのは、こんな意味があったんだ」と分かってくれるといいなと思っています。

▲　山形の酒蔵に酒蔵見学に

――採用する人材選びも重要になってきますね。

そうですね。採用の際は、経験値より資質を優先することが結構あります。
素直で意欲があり、仲間を大切にし、目の前の人を笑顔にできるかどうか。作業は教えれば覚えられますが、心の持ちようは変えられないこともあるので…。実際、うちで働いてくれる人は定着率が高いんです。

欲しいと思える人が来る。ワーキンを手に取る人がいいのかな(笑)

――その大切な求人にワーキンを使っていただき、ありがとうございます。ワーキンを選ばれた理由を教えてもらえますか？

求人誌は本当にたくさんあって、選べないのが実際です。差があるかどうかも、最初は正直、よく分かりません(笑)。でも採用開始当初は資金も豊富ではなくて、できるだけ効果的に使いたい・・・悩みましたね。

それで、会合などで知り合う経営者の先輩方に聞いて回ったんです。
すると、ワーキンを薦めてくれる方が一番多かった。それで安心だと思って、決めました。

――並行して、他紙やスマホの求人アプリも活用されていました。実際、ワーキンの反響などはいかがでしたか。

他紙も使いましたが、嘘ではなく(笑)、反応はワーキンが一番良かったですね。
そして何より助かるのが、応募してくる人がいい、ということ。本気で働こうとする人、社会常識を備え、真面目で信頼できる人が来てくれるんです。採用に至るには経費はもちろん、手間も時間もかけるので、欲しいと思える人材が最初から来てくれるのは大変ありがたいこと。
そもそも、ワーキンを手に取る人がいいのかしらね(笑)、たぶん。そう思います。

通常の掲載でも反応はありましたが、特に良かったのは、業種や対象を絞った特集号。飲食業や接客業に興味のある人や、学生が、目的を持って見てくれたと感じました。
また、表紙のウラや裏表紙の掲載も目立ちやすく、インパクトがありますね。規模の大きい店舗のオープニングスタッフなど、大量採用が必要なときに効果的でした。

思いを汲み取り、反映してくれる。一緒にいいものが作れた

――ワーキンの紙面制作でやり取りさせていただいたのは、オーナー（ゆめりあ株式会社の山口敦代表）様だそうですね。思いの強い方で、求人広告作りにもこだわりを持っておられるとか。

小野さん、よくぞうちのオーナーについてきてくれました！　脱帽です、ありがとうございます。

仕入れ先や媒体など、お付き合いする営業さんは数多いですが、正直、オーナーはとても厳しいので、めげてしまう人も中にはいるんです。

忙しくしていて捕まえるだけで大変。その上、こだわりをしっかり持っている人なので。
店のメニューや看板のデザインもオーナーが自分で手掛けています。ワーキンの紙面もいい加減に作りたくないんです。出先から、小野さんに電話で色々と指示をしていたのではないですか？

小野）そうですね、細部まできっちりご覧いただいて、修正を繰り返しながら理想に近づける、という感じでした。担当になって２年経ち、最近は直しの回数が少なく仕上がるようになってきたところです。

言わんとすることを正しく汲み取って、判断して、きちんと反映してくれる。小野さんの誠実さと能力の高さに、オーナーはいつも感心していました。

ワーキンさんにとって弊社は顧客ですが、私たちにとってワーキンさんは思いを託す相手。ですから、とても大事に考えています。いかにこちらの伝えたいことを分かって、表現してもらうか。そういう意味では共同作業ですよね、一緒にいいものを作る、という。
ワーキンさんとは、その理想が実現しました。同じ熱量で寄り添ってくれるし、短い期間でいいものを出してきてくれる。オーナーは小野さんの意欲と熱意、仕上がったものの質の高さをとても買っています。

小野）これ以上ない言葉です。ありがとうございます。

――店舗展開とともに従業員数も増えて、マネジメントは大変だと思います。

店や従業員数が増えると、どうしてもオーナーの思いが末端まで届きにくくなります。でも、そうはならないように、各店舗のトップに思いを共有する従業員を配置するし、オーナーや私と従業員が直接やり取りできる仕組みを構築しています。
働いてもらう以上は、会社に責任がある。社員もバイトもみんな、うちの子だと思っているし、最後までケアします。

店は人でできている。その入り口にワーキンがある。すごく大事な仕事をしてもらっています。

――今後の採用のご予定は？

年内にもう１店舗オープンさせる予定です。現在、業態を検討しているところで、それによって募集をかける対象を考えないとね。頼りにしているので、相談に乗ってくださいね。

小野）はい！お任せください。

担当営業から

山形営業所 小野貴人

思いが強く熱く、尊敬する経営者様です。いつもお話しさせていただく中で、私自身勉強させていただいています。掲載に関しては、目立つように「表回り（表紙ウラや裏表紙）」をお薦めしたり、ＧＷ明けには学生対象、お盆明けには主婦層や女性対象の特集など、求職者の動きに合わせた提案を行ってきました。今後も、オーナーが伝えたいことを最大限に伝えられる求人誌面を作っていきたいです。

今回ご協力いただいたのは

会社名　 ゆりあ株式会社、ゆめりあ株式会社
所在地　　山形県山形市
事業内容　飲食、その他