女性求職者へのアピール力の強い求人情報に!初心者でも真似できる「シフト・勤務時間例」のススメ

Workin.jpは、東北6県(岩手、宮城、山形、秋田、青森、福島)と新潟県在住の男女6736名にアンケート調査を実施しました。その集計結果から女性が仕事探し・仕事選びをする際にどういった情報を必要としているかを検証し、効果的な求人原稿の作成について解説します。

女性に読まれる・選ばれる採用情報作りのキーワードは「具体化」

ご承知の通り、結婚・出産後の女性が仕事を選ぶ際、家事や子育てと両立可能な仕事や環境かどうかは非常に気になるポイントです。働きやすい職場づくりに力を入れている企業様も多いのではないでしょうか。こちらの記事では雇用形態や給与といった「求人条件」以外のどんな情報を女性が求めているか、アンケートデータから紐解いていきます。

「求人条件以外のどんな情報を積極的に知りたいと思っている?」
求人情報に社内の写真を載せる意味ってある?
社長・人事担当者・スタッフ、誰のメッセージを一番読みたい?」等々、

すぐに生かせるヒントをご紹介していきますので、求人内容を考える際にぜひお役立てください。

第1位は「シフト・勤務時間例」~知識がなくてもすぐに実践できる!~

第1位は「シフト・勤務時間例」

最も回答率が高かったのが「シフト・勤務時間例」で、過半数を超える60%の方が「積極的に見たい」と回答しています。

勤務時間に関する情報は、主要求人メディアでは記載を義務付けられていることもあり、ほぼ全ての企業様が求人原稿に記載している情報です。

これを図※のように例示を表現したものが「シフト・勤務時間例」です。
見せ方を工夫し、勤務状況の具体的な情報を盛り込むことで、より伝わりやすくなる表現方法です。
作成する際は子どもの有無や雇用形態、勤続年数など、例示した従業員の属性情報を添えてあげると、より求職者の方自身で当てはめて考えやすくなります。求人内容に文字数制限がない場合はぜひトライしてみてください。

そして、この表現方法のよいところは、画像データとして「シフト・勤務時間例」を使用できない場合でも、簡易的なものであれば箇条書きなどの文字表現で代用することができる点です。

①勤務時間のみの記載した例

週3回、5時間から応相談

②勤務時間(デザイン画像)の例

サンプル①
サンプル①
サンプル②

 

③勤務時間+シフト例(箇条書き)の例

週3回、5時間から応相談

<シフト例:パート2年目 Aさんの1週間>
保育園に通う2才のお子様のいる子育てママさんです。平日お子さんを保育園に預けている時間の中で勤務しています。
月 :10~15時勤務
火 :10~15時勤務
水 :お休み
木 :10~15時勤務
金 :10~15時勤務
土 :お休み
日 :お休み

特別な知識がなくても気軽に取り入れられますよね。
簡単なのに効果的な表現方法なので、求人内容を作成する際にぜひ取り入れてみてください。

今回の調査結果から、女性は仕事と家庭を両立することを前提に、制約のある条件の中でも、まずは勤務時間・日数や勤務地といった条件から求人を選んでいっていること。また有意義に働ける職場を求め、事前に条件だけでは推し量ることのできない環境面について多くの情報を集めていることが分かりました。女性が働きやすい職場であることをうまく伝えることができれば、より応募を促進しやすくなるということです。

必要な人材=ターゲットに向けて情報を効果的に発信するには、ユーザーの目線に立って求人原稿を作成する必要があります。求職者ごとの状況や置かれた環境を想像して、何を求められているのかを具体的に考えて広告を作成することが、ポイントになるでしょう。]

「東北・新潟調査アンケート 求職者動向」
調査機関:株式会社廣済堂
調査対象:6736名(男性:3360名、女性:3376名)
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、新潟県に住む15歳~59歳の男女。
※「仕事探し(就職活動)を1年以内に行った方」へ有意抽出を行った
抽出後対象:402名(男性:190名、女性:212名)
調査期間:2016年12月22日(木)~1月13日(金)
調査方法 :インターネットリサーチ

東北・新潟調査アンケート 求職者動向 無料配布中

記事内に書ききれなかったアンケート結果の詳細を無料PDFにて配布中。東北・新潟での採用活動に是非ご活用ください。

 

whitepapaer

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