株式会社いたがきの日野良子さん

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今の仕事に就いたきっかけを教えてください

 初めて働いた会社では営業事務の仕事をしていました。会社の事業が幅広かったため、人手が足りないときは結婚式の裏方をしたり、飲食店の厨房を手伝ったり、駐車場で車の誘導をしたことも(笑)。そこでの貴重な経験が今の仕事にも活かされていると思います。その後、体調を崩したことがきっかけで転職をしました。実家が果物屋で、もともと接客業が好きだったこともあり、株式会社いたがきに就職をしました。
 入社して半年経ったころ、洋菓子部門の立ち上げがあり、携わって欲しいと言われました。その当時は大変でしたが、15年経った現在、洋菓子部門がここまで大きくなるとは思ってもみなかったので、とても感慨深いです。

子育てをしながら働く上で、大切なことはありますか?

 まずは、業務の引き継ぎをしっかり行うことです。
子供がいるので定時の17時には退社するため、私が退社した後に商品を取りに来られるお客様への対応などをスタッフに引き継いでいます。
 そして、業務をスタッフに任せることも大切だと思っています。若いスタッフを指導する立場にありますが、基本的に業務を見守るスタイルです。ただ褒めて伸ばすだけでなく、締めるところはきちんと締めます(笑)。
 また、スタッフから相談されることも多いです。年齢の壁を乗り越えて私から近づくことで、相談されやすい雰囲気を作るように心がけています。
 9年前に産休を8ヶ月間取得しましたが、この会社で産休を取得したのは私が初めてでした。結婚して産休を取得して、子育てしながら楽しく働いている自分の姿を若いスタッフに見せることで、結婚や出産=退職ではないんだよと伝えたいです。子育てをしながら今の仕事が続けられているのは、産休を取得する前に、スタッフと信頼関係を築けたことが大きいと思います。定時になれば「帰っていいよ」と声を掛けてもらい、仕事が忙しい時期に休みを取るときでも「みんなで頑張るから大丈夫」と言ってもらえる関係が築けたこと。みんなに子育てを手伝ってもらっている感じですね。実際に手を貸してもらうというよりは「子育てする時間」をもらえるので、スタッフのみんなにはいつも感謝しています。

結婚や出産後も働こうと考えている女性に向けて、メッセージをお願いします!

 いろいろありますが、自分で交渉する力も必要かなと思います。自分のチャレンジしたいこと、前例がなくても自分がやりたいと思ったことを熱意をもって伝えれば、会社も動いてくれるのではないでしょうか。もちろんそこには信頼関係があってこそだとは思いますが、普段ためてしまいがちな自分の考えを思い切って口に出してみると、案外うまくいくと思いますよ!

仙台女性vol5_1日



※この記事は、WomanWorkinのスタッフが直接取材に伺い作成したものです。
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