美容健康のキホン!社会人のための正しい食事法
毎日朝から晩まで仕事に忙しい日々が続くと、ストレスでついつい食べ過ぎたり、ファーストフードなどで手軽に食事を済ませることが増えたりと、食生活が乱れがちですよね。気づいたら少し太ってしまうこともあると思います。
だからと言って、「明日から朝食抜きにしよう」「ランチはパン1個にしよう」などと、単純に食べる量を減らそうとするのは、ちょっと待って!体重は減らせるかもしれませんが、「肌はカサカサ、髪はパサパサ。おまけに気分はイライラ・・・」なんてことになっては意味がありません。体調を崩せば仕事に支障も出てしまいますよ。多忙な社会人こそ意識しておきたい、毎日の食事のポイントについてお伝えします。
朝食で元気な一日のスイッチオン!
仕事で夜が遅くなりがちで、朝はちょっとでも長く寝ていたいという方も多いでしょう。それで、朝食抜きで出かけていませんか?でも、朝起きた時には、前日の夕食からかなり時間が経っていて身体を動かすためのエネルギーが不足しています。眠っている間には汗もかくので水分も不足しがち。
また、わたしたちの身体は、眠っている間は体温が下がっています。朝食を摂ることで体温が上昇し、日中の「活動モード」に切り替わるのです。朝食抜きだと、体温がなかなか上がらずにすっきりと目覚めにくく、午前中ぼんやりとエンジンがかからないことになりがちです。忙しい朝こそ、しっかりと朝食を摂って、目覚めさせることが大切なんです。できれば温かいスープやごはんなどで、しっかりと身体を温めましょう。朝から体温を上げることで、代謝の良い状態で一日をスタートさせることができるので、ダイエットにも役立ちますよ。
昼食は栄養バランスを意識して
昼食で摂ったカロリーは夜寝るまでの間に消費すれば良いので、比較的しっかりと食べても大丈夫です。良質な油や、お肉に含まれるたんぱく質などは、ダイエット中でもしっかりと摂るべき栄養素。カロリー高めなので昼食に摂るのがおすすめです。
昼食で意識したいのは栄養バランスです。肉や魚などのたんぱく質、野菜やきのこなどの食物繊維とビタミン類、ごはんやパスタなどのの炭水化物をバランスよく摂るように意識しましょう。仕事の合間のランチは、コンビニのお弁当で済ませたり、外食も丼ものやパスタなど、ワンプレートの料理を選んだりするという人が多いのでは?こうしたメニューではどうしても炭水化物ばかりを多く摂ることになりがちです。サラダや野菜ジュースをプラスしたり定食を選んだりして栄養のバランスを取りましょう。食事の最初に食物繊維、次にたんぱく質、最後に炭水化物という順番を意識して食べるようにすると、血糖値の上昇が緩やかになり、健康にもダイエットにも良いですよ。
夕食はなるべく軽めに
夕食は外食や飲み会があったり、自宅で摂る場合でも1日の中で最もカロリーの高いメニューを選んだりしがち。だけど、夕食で摂ったカロリーは寝るまでの数時間しか消費するタイミングがありません。使い切れなかったカロリーは体脂肪として蓄えられてしまいやすくなります。また、夕食を食べ過ぎると、胃腸の消化吸収の活動が追いつかず、睡眠が妨げられることにもつながります。
まとめ
夕食は腹八分目を心がけて、なるべく消化の良いメニューを選びたいところです。お酒を飲む場合も飲み過ぎないように気をつけて!