美容にも影響!デスクワーク中の「座り方」を見直そう
デスクワーク中心のお仕事をしている方は、起きている時間の大半を座って過ごすことになりますよね。それだけ長時間を座って過ごすのだから、当然、座る時の「姿勢」の良し悪しは身体にさまざまな影響を及ぼします。今回は、毎日のお仕事タイムに取り入れたい「正しい座り方」についてお伝えします。
【目次】
座る姿勢が健康や美容に影響する!
座って過ごす時間の長い人にとって、座る姿勢はとても大切。座る姿勢が悪ければ身体に歪みが生じ、血行不良やそれによる肩こり・腰痛・冷え性などを引き起こす原因にもなります。下半身太りやむくみも起こりやすく、さらに猫背でうつむきがちになれば、顔のたるみやシワの原因にも!一方で、良い姿勢で座って過ごせば、座る姿が美しく見えるだけでなく、美容や健康に与える影響にも良いことがいっぱいです。正しい姿勢は疲れにくく、骨盤が引き締まることでお尻の形が良くなったり、下半身太りしにくくなったりといった効果も期待できます。
いまから意識したい!正しい座り方3つの基本
では具体的に、良い姿勢で座るために意識したいポイントを3つご紹介します。
1.椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座る
背もたれがある椅子の場合は、お尻が背もたれに当たるぐらいまで深く腰掛けましょう。仕事中は集中して顔が前に出た猫背の姿勢になりやすいので、耳の真下に肩がくるようにできるだけ意識して。腰と背もたれの間にクッションを置くのも良いでしょう。
2.足首、ひざ、股関節が90度になるように座る
足の裏をしっかりと床につけて、足首、ひざ、腰がそれぞれほぼ90度になるように椅子の高さを調節しましょう。足の裏が床につかない場合は、足元に雑誌などちょっとした踏み台を置くのがおすすめです。
3.デスクに腕を乗せる時のひじの角度も90度に
上記の[1]と[2]を意識して座った状態で、ひじを90度に曲げた高さにキーボードやマウスがあるのが理想です。オフィスではデスクや椅子の高さの調整には限界があると思いますが、できるだけこの姿勢に近づけるように上手に調節したいですね。キーボードやマウスの位置はあまり手前にしすぎず、ひじを90度に曲げた時に自然に届く位置にあるのがベストです。
クセになっていませんか?気をつけたい「NGな座り方」
上記で紹介した正しい座り方は、慣れれば身体にとって負担が少なく疲れにくい姿勢です。だけど、悪い姿勢で座ることに慣れていると無意識のうちにNGな座り方になってしまいがち。以下のような座り方は、できるだけ意識して改めていきましょう。
背中を丸め、あごを突き出して座る
仕事に熱中するあまり画面に顔が近づいて、背中を丸めてあごを突き出す猫背な姿勢になってしまう人は多いです。この姿勢だと腹筋を使わないため、身体がどんどん歪み、血行不良などの原因に。
膝だけをつけて両足を開いて座る
ひざがくっついていれば良いと思うかもしれませんが、O脚やX脚など、脚の形が悪くなる原因になります。また、股関節が硬くなりやすいので避けたい座り方です。
脚を組んで座る
脚を組むクセがある方も多いと思いますが、できれば避けたい座り方です。どうしても身体に歪みが生じやすく、姿勢も崩れやすいです。特にいつも同じ脚を上にして組むクセのある方は歪みが蓄積しやすいので要注意。どうしても脚を組みたい場合は、できるだけ左右の脚がバランスよく上下になるように組み換えるようにしましょう。
まとめ
毎日長時間を過ごす姿勢だからこそ、正しい座り方を習慣にしたいですよね。仕事中、常に姿勢を意識するのは難しいと思いますが、気づいた時に意識して良い姿勢に正していきましょう。