転職の面接対策と注意点
面接では自分をしっかりアピールできるように、まずは事前準備をしっかりとすることが大切です。
ここでは、面接の準備内容と、面接時のマナーにおける注意点をご説明します。
【目次】
面接前
事前に用意しておきたいポイントをご紹介します。初めての面接にのぞむ人も、経験があってもやっぱり不安な人も、これがわかっていれば大丈夫。心配なこと、不安なことをなくして、面接日をむかえましょう。
よく質問されることの答えを考えておこう
Q:今までのバイト経験・職歴は?
応募した職種の経験がある人は、その時の仕事でどれだけ頑張ったかなどを話すと伝わりやすいでしょう。未経験の人は、今までの経験の中で、応募した職種へ活かせることを例にして話してみることもいいでしょう。
Q:なぜこの会社(お店)で働こうと思ったの?
「興味があったから」という答えだけはなく、どんなところに興味を持ったのか、その仕事に対する熱意を具体的に伝えることが大切です。
Q:前の仕事はなぜ辞めたのですか?
ここは正直に答えましょう。ただし、不満ばかりを言ってマイナスの印象をあたえないように考えましょう。将来の目標などとあわせて話すこともいいでしょう。
聞きたいことをピックアップしておこう
求人情報をしっかり確認したうえで、仕事内容や勤務時間、休日、給料の金額や支払い方法、交通費の支給、勤務時の服装など、分からないことがあれば質問内容を用意しておきましょう。
事前に交通手段と所要時間を確認しよう
「だいたいの場所は知っているから大丈夫」なんて思って いませんか。電車の時間や、渋滞の状況などの交通アクセスは、時間帯や曜日によって違ってきます。事前に下調べすることをおすすめします。
面接日
面接担当者の前だけちゃんとしていればいいというわけではありません。面接室に入った時から面接は始まっています。あなたの行動が全てチェックされていると思って、マナーを守って面接にのぞみましょう。
携帯電話の電源は切っておこう
マナーモードにしていても静かな場所では意外と聞こえるものです。面接室に入る前に携帯電話の電源は必ず切っておきましょう。
受付、控え室、廊下でも気を抜かずに
受付ではっきりと応対しましょう。また、控え室などでは大声で話したり、だらっとした態度で座ったりせず、静かに順番を待ちましょう。座っている姿勢も見られていると思って。もちろん、待っているときの携帯電話でのメールもマナー違反です。
面接会場
自分から名乗り、元気にはっきりとあいさつしましょう。担当者がくるまで座って待っていた場合は、立ち上がってあいさつしてください。
「面接に来ました○○○○です。どうぞよろしくお願いします。」
あなたの意欲が伝わるように、面接担当者の方を見て、はっきりとした口調で受け答えしましょう。
面接マナーのポイント
第一印象は大切です。マナーの良さも自分をしっかりアピールするポイントのひとつです。
見た目の印象や、話し方に気をつけ、清潔感のある服装で、面接に行きましょう。面接では全身がチェックされるポイントです。忘れがちになる足元にも気をつけ、靴の汚れは落としていきましょう。アクセサリーは過剰なものは避け、髪型なども派手になり過ぎないように、身だしなみに注意しましょう。
遅刻は絶対にNGです。しかし、交通機関の事情などでやむを得ず遅刻しそうな場合は、面接時間の前に必ず連絡をしましょう。遅れる理由を説明して謝ることを忘れないように。
「ハキハキ」と、元気よく相手を見て話しをしましょう。きちんとした敬語に自信がなければ、相手を嫌な気持ちにさせないように、丁寧な話し方をすることが大切です。
面接でよく使う敬語の例
自己紹介の場面…
『面接に参りました○○○○です。どうぞよろしくお願いいたします。』
面接担当者へ質問する場面…
『さきほどおっしゃった内容について質問させていただいてよろしいですか。』