仕事選びで重要視していることは何?
就職・転職する際に一番の基本となるのが、まず、どんな仕事を選ぶのかですよね。給与や福利厚生、やりがいなど、基準となる項目はいくつかありますが、人によって何を重視するのかは異なります。しかし、それを間違えてしまうと安易に転職を繰り返す事になるかもしれませんよね。そうならないためにも、求人を探す前に、これだけは譲れないというポイントを見つけ出しておく事も大切ではないでしょうか。
今回は、仕事選びの上で最も重視すべきポイントをはっきりとさせるために、アンケート調査を行ってみました。
【目次】
質問仕事選びで最も重視するのは何ですか?
【回答数】
給与:12
雇用形態:3
仕事内容:53
残業時間の長短:11
福利厚生が手厚い:10
その他:11
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・女
■調査期間:2015年1月27日~2月10日
■有効回答数:100サンプル
一番重要視されているのは仕事内容?半数以上が支持!
「給与」や「福利厚生」を抑えて、今回のアンケートで一番回答数が多かったのは、「仕事内容」(53%)でした。
- やりたい仕事かどうかが一番大事。やる気があれば、収入の少なさや仕事のキツさは、ある程度我慢できるものだから。
- 仕事内容が嫌だったら、給与が良くても選ばないと思うので、仕事内容を重視します。
- 自分の持ってるスキルでできる範囲内の仕事じゃないと続かないし、辛いと思う。
- 自分ができないこと、続けられそうにないことは、どんなに給料が良くてもやれない。
それぞれの回答を見てみると、自分のやりたい仕事であれば多少の事なら我慢出来る、嫌な仕事はやりたくないので内容を重視するなど、気持ちの面から考えている意見と、自分のスキルを超えた仕事は出来ないだろうし、恐らく長く続けられないと、能力面を考慮してという意見に分かれました。
出来れば長く続けたいからという気持ちが根底にあることから、やりたい仕事を見つけたい、出来ない仕事は出来れば避けたいという傾向があるようでした。
仕事内容以外では意見が分かれた?!
1位の「仕事内容」以外は、2位「給与」(12%)、同率3位「残業時間の長短」(11%)、「その他」(11%)、5位「福利厚生が手厚い」(10%)、6位「雇用形態」(3%)の順となり、それぞれ意見が分かれる結果となりました。
給与と回答した方の声
- 自分の望んだ金額通りではないとしても、近い金額がもらえないと生活していけないので。
- 忙しくても収入が高ければ、我慢が出来ると考えるからです。仕事内容などは、ある程度仕事だと割り切る事が出来るからです。
残業時間の長短
- あまりにも残業が多い会社は、自分の時間が持てないし、体も壊しそうなので考えます。
- 今は家事や育児をしっかりとしたいので、残業をせず帰れる所を希望します。
「給与」と回答した人の中には、ある程度の収入がなければ生活が出来ないという意見もあれば、高収入なら残業時間や仕事内容については気にならないと見受けられる意見もありました。一方で、子育て中の人や自分のプライベートの時間を大切にしたいという人は、「残業時間の長短」を重視しており、それぞれの価値観やライフスタイルによって、選択肢が変わってくるようです。
結果長く続けられる仕事を探すには、やっぱり仕事内容は重要?!
今回のアンケートでは、半数以上の人が仕事を選ぶ際に「仕事内容」を重視すると回答しており、長く続けるためにも、自分のやりたい仕事、あるいは出来る仕事に就きたいと考える人が多い事が分かりました。中には、給与がよければいいという人もいましたが、大半の人は仕事内容を最優先させたいようです。
生活のために給与を、体調や育児との両立のために残業時間の長短を重視するなど、何を基準とするかは人それぞれです。就職活動の際には希望条件をどのように設定するか、しっかりと整理しておいた方がよいかもしれません。