アパレル店員は第一印象が命!接客に欠かせないポイントを解説
ファッションに興味があっても、実際にアパレル業界で仕事をするとなると、接客が難しそうに感じるかもしれません。
ですが、第一印象を良くするコツや声かけのコツを掴めば、接客も難しくはありません。
さらに、アパレル店員としての接客のコツを掴むことで、「お客様から選ばれる店員」になり、仕事にやりがいも出てくるはずです。
今回は、アパレル店員の接客マナーやコツについてお話しします。
【目次】
アパレル店員は第一印象がポイント!
アパレル店員は、とにかく第一印象がポイントになります。
お店に入った瞬間に「感じの良さそうな店員さんだなぁ」と思ってもらえることが、良い接客の第一歩となります。
しかし、イメージ作りが過剰すぎると、しつこく販売促進をしてこられるように捉えられることもあるので注意が必要です。
アパレル店員が第一印象を良くするために意識したいポイントは次の通りです。
明るい表情とアイコンタクト
お客様が店内に入って来たら、まずは明るい表情でアイコンタクトを取りましょう。
無理に笑顔を作ろうとするのではなく、口角を少し上げた自然な明るい表情を普段から鏡の前で練習しておきましょう。
また、アイコンタクトも重要です。
お客様と目を合わせることで、第一印象が良くなるだけではなく信頼度もアップします。
明るい声で挨拶する
表情とアイコンタクトがバッチリでも、声のトーンが低くて暗かったり、発音が悪くて聞き取りにくいような挨拶ですと、お客様に不快感を与えてしまいます。
だからと言って、勢いよく一言だけ「いらっしゃいませ!」と言ってしまうと「買ってください!」とアピールされているようで警戒心を抱くお客様もいます。
理想的なのは、勢いを少し抑えた明るい声で「いらっしゃいませ」と言い、そのあとに「ゆっくりご覧ください」「ご来店ありがとうございます」などの一言を添えることです。
人間の第一印象は、出会ってからおよそ10秒以内で決まると言われていますから、お客様と目が合ってから10秒以内に、明るい表情とアイコンタクト、明るい声での挨拶を実践しましょう。
お客様に声をかけるタイミングは?
お客様に良い第一印象を与えられたら、次はベストなタイミングで声かけをして信頼関係を築いていきましょう。
それが顧客との関係性構築や販売促進につながります。
どんなタイミングでお客さんに声をかけるべきか?と迷ったら、お客様の行動に注目してみましょう。
お客様が次のような行動を取っているときを見計らえば、タイミング良く声かけできます。
・同じコーナーで何度も商品を見ている
同ジャンルの商品選びで迷っている可能性が高いので、さりげなく提案をすると喜ばれます。
・商品を持って周りを見渡している
試着ルームを探している可能性が高いので「ご試着ですか?」と声かけして試着ルームまで案内しましょう。
・せかせかと商品を見回っている
お目当ての商品が決まっていて早く決めたいと思っている可能性が高いので「何かお探しですか?」と声をかけてみましょう。
この店で買いたい!と思わせる3つのコツ
アパレル店員としてお客様に良い第一印象を与え、良いタイミングで声かけができたら、次は顧客確保のための努力をしましょう。
「この店で買いたい!」と思わせることが顧客確保につながります。
ここでは「この店で買いたい!」と思わせる3つのコツをご紹介します。
お客様のニーズを探る
お客様がどんな商品を欲しがっているか?を探ることが顧客確保の第一歩です。
お客様が欲しがっている商品の中から、似合う商品を提案できると「頼れる店員」として信頼してもらえるようになります。
・どのような商品を探しているか?
・ファッションのお手本は誰か?
・好きなブランドは何か?
などを聞いてお客様のニーズを分析していきましょう。
おすすめ商品の提案と理由を話す
お客様のニーズに合ったおすすめ商品を何点か提案すると同時に、おすすめの理由もしっかり伝えましょう。
お客様からすると、アパレル店員はファッションコーデのプロです。
プロの目線で、お客様のニーズに合う商品を提案して、おすすめ理由を述べることで、安心して洋服選びできるお店だという印象につながります。
比較商品も何点か提案する
同じ商品でも色や多少のデザインが違う商品があったら、それも一緒に提案して比較してもらいましょう。
アドバイスを求めているお客様であれば、試着した感じを一緒にチェックしてアドバイスするのもいいですね。
的確なアドバイスができるほど、お客様に信頼されて「この店で買いたい!」と思ってもらえるようになります。
まとめ
アパレル店員の仕事は多くの接客ノウハウを学べる場所です。
コツを掴めば、お客様と信頼関係を築くスキルも向上していきます。
そのスキルは、接客の仕事をするうえで今後もずっと役に立つ貴重な財産になるはずです。