上司からLINEのアカウントを聞かれた!あなたならどうする?
SNSの発展に伴って、会社内での連絡にもSNSが使われることも多くなってきましたが、そのことによって社内での情報伝達がより円滑になった側面もあるのかもしれません。
しかし、LINEなどの領域は完全にプライベートなものだから、仕事の人には関わられたくないという考えもあり、複雑です。
そこで、もしも上司にLINEのアカウントを聞かれたらどうするのかというテーマでアンケートを取ってみました。
質問上司からLINEのアカウントを聞かれた!どうする?
【回答数】
積極的に教える:23
しぶしぶ教える:18
LINEはやってないとウソをいう:32
適当にごまかして断る:27
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2014年1月14日~1月20日
有効回答数:100サンプル
本当に仕事の連絡にLINEは必要なのか?
結果としては意見がほぼ均等に分かれたものの、「嘘をついてやっていない」というという意見の人が多くなりました。
- 上司に職場以外の領域に介入されるのは苦手です。ONとOFFをきっちりしたいです。
- eメールやSMSでは、「メッセージを見ていませんでした」と返信せずに済ませられたり、返信に時間がかかっても誤魔化せたが、既読が知られてしまうLINEでは、自分の行動まで知られてしまいそうで。
- 会社で仲良くしてる同僚ならともかく上司はリスクがあるし、私生活に入られたくはないかなぁ。
LINEは、プライベートな話をするためのものであるという意見の人にとっては、仕事という公の場所の人にプライベートな領域に入られるということになるので、できるだけ避けたいという意見も納得できます。
仕事の連絡のためとはいえ、プライベートを犠牲にするのはいい状況とは言えません。また、相手に既読か未読かが知られてしまうということもネックの一つです。
連絡が取りやすくなるというメリットも
次に回答が多いのが「積極的に教える」で23人、「しぶしぶ教える」が18人という結果になりました。
- 連絡が取りやすくなるし、良いのではないかと思う。応えにくい内容が送られてきても、その都度真摯に対処すればよい。
- 上司ともLINEでやりとりできれば便利だと思うので、ポジティブに考える。
- 聞かれたらなかなか断る事は難しいと思うので、教えてしまうと思います。
相手が上司という立場上、断りにくいという意見にも納得できます。今後もともに仕事をしていく人なので、こうしたことで関係を悪くしたくないという考え方も一理あります。
そして、肯定派の意見として代表的なものは、やはり情報伝達のしやすさとなっていました。
結果仕事とプライベートの分離が最大の課題
全体の意見から見て、最大のネックになっているのはプライベートを知られてしまうという点であるといえそうです。
便利なものなので、仕事にも活用すればよいのですが、そうするとどうしてもプライベートな部分にも影響が出てきてしまう可能性があります。
そこを犠牲にしてまで連絡を取るのが正しいかは、一度しっかりと考える必要がありそうです。