パートに適した履歴書とは?サイズや種類、書き方を例文で解説
いざ「パートをしたい!」と思っても、履歴書がきちんとしていないと受かる面接も受かりません。
自分の人となりや仕事に対する姿勢などをしっかりと伝えられるように、パートに適した履歴書を選び、魅力的な履歴書を書きましょう。
本記事では、履歴書の種類から受かりやすい履歴書の書き方まで詳しくご紹介しています。履歴書のやってはいけないNGポイントもあわせてご紹介するので、必ずチェックしておきましょう。
1.面接で主に使われる履歴書の種類
履歴書には数多くの種類がありますが、大きくA4サイズとB5サイズの2種類に分けられます。
パートの面接ではB5サイズが使われることが多いようですが、どちらを使ってもマナー違反ではないので、自分の書きやすい方を選びましょう。
もちろんパート先からサイズが指定されている場合は、そちらを使用してください。
A4サイズ・・・A判・A4判・A3判とも言う。書く欄が多いので、たくさん書きたいことや伝えたいことがある方におすすめ。
B5サイズ・・・B判・B5判・B4判とも言う。書く欄が少ないので、自分の言いたいことが上手くまとめられない、たくさんの文章を書くのが苦手、という方におすすめ。
2.パート面接に適した履歴書とは
サイズは決まったけれど、履歴書によって書く欄の内容も様々。違いが細かく、どれを買ったらよいのか分からない…なんてことありませんか?
ここでは、パート面接に適した履歴書選びの3つのポイントをご紹介します。
シフトで希望する曜日や時間の記入欄・・・パートの採用で最も重要視されるポイントの1つが、シフトがあっているかどうか。採用されてから、聞いていた話と違う!というトラブルの元にもなりやすいので、希望日・時間は明確にしておくことが大切です。必ず希望する曜日や時間の記入欄がある履歴書を選びましょう。
自己PR欄・・・面接において、仕事への熱量を語ることは大事。自分が何故その仕事に向いているか、どんな役に立てるのかをアピールしましょう。ただし上手くアピールできない、という方もいらっしゃるかもしれません。そのようなときは自己PR欄の無い履歴書を選びましょう。自己PR欄は、志望動機や特技などの欄と統合されていることも多いので、自分の書ける文章量にあわせて選ぶことができます。
職務経歴用紙・・・パートであっても特別なスキルや経験が求められている場合、職務経歴が書かれた用紙が履歴書と共にあれば、採用の可能性がグッと高くなります。口頭で説明するよりも分かりやすいので、アピール性の高さは抜群です。
履歴書の記入欄に違いはありますが、お店で販売されている履歴書であればどれを使ってもマナー違反にはなりません。
しかし上述したポイントを押さえて履歴書を選べば、面接官に好印象を与えられるような、自分を最大限アピールできる履歴書が仕上がるでしょう。
どうしても選びきれない場合は、「パート・アルバイト用履歴書」と書かれているものを選べば間違いありませんよ。
3.パートに受かりやすい履歴書の書き方
書かれている意味は同じはずなのに、何故か魅力的に見える文章ってありますよね。どうすれば魅力的な文章になり、パートに受かりやすくなるか、NG例と共にご紹介します。
ポジティブな言い回しを使用する
「16時までしか入ることができません。」や「職歴はありません。」など、ネガティブな表現は避けましょう。そもそも好印象を与えない情報は、書く必要がありません。書かないかポジティブな言い回しに変えましょう。
例)「16時までしか入ることができません。」→「16時までなら入ることができます。」
「職歴はありません。」→「ボランティアやPTA活動を通じて、コミュニケーション力を培ってきました。」
上記のように変えると、マイナスポイントもプラスに受け止められて、面接官に好印象を与えることができます。決して嘘をつくのではなく、自分がどうパート先に役立つのかを考えながら書くことが大切です。
「特になし」は禁句
趣味・特技の欄で書かれがちなのが、「特になし」。やる気がないと見られてしまうので、使わない方がよい言葉です。趣味や特技は、人となりを知るための重要な情報の1つでもあります。パートの職種に全く関係のない内容であったとしても、必ず何かしら書いておきましょう。
簡潔に、しかし一言では終わらせない
熱意を伝えたいがあまり、冗長な文になってしまうと、面接官は読んでくれません。無駄な部分は省き、できるだけ簡潔に書きましょう。しかしながら一言しか書いていないのもNG。以下の例であれば、“何をどう頑張るのか”。という所まで触れるとよいでしょう。
例)「頑張ります。」→「得意なコミュニケーションスキルを活かし、お客様のお役に立てるよう頑張ります。」
「近いから」「時給がいいから」で済ませない
パートを探すときの重要なポイントである、アクセスと時給。その2つでパート先を決める方も多いでしょう。しかしそれをそのまま志望動機に書いてはいけません。
下記の例のように、アクセスや時給のよさが導くメリットを書きましょう。
例)「自宅から近いから」→「子どもとの時間を大切にしたいと考えているため、自宅から近く通いやすい貴店を選びました。」
「時給がいいから」→「子どもの教育資金のために、貴店で働きたいと思っております。」
丁寧に書く
誤字脱字はもちろん、文字の大きさが揃っているか、まっすぐ書かれているかは、履歴書の第一印象を左右します。できるだけ丁寧に書きましょう。
まとめ
面接は、いわばお見合い。しっかりと自分をアピールして、想いを使えることが大切です。履歴書は、想いを伝えるための大事なツール。パート面接に適した履歴書を購入し、失礼のないようにしましょう。
また、記事の書き方を基に、受かりやすい履歴書を作成してください。自分をアピールするのは少し気恥ずかしいかもしれませんが、堂々と書きましょう!きっと魅力的な履歴書になるはずですよ。