転職面接における不合格のサイン6選と合格サイン4選
面接のあとに気になるのが、合否の結果ではないでしょうか?
実際に連絡が来るまで不安ですし、なんとなく不合格サインが多かったと感じる面接後はなおさらです。
面接官が見せる合格サインと不合格サインはあくまでもサインであり、本当の意味で合否を決定づけるものではありません。
しかし、ある程度の予想をするためには役立ちます。
今回は、面接官が発する不合格サインの見分け方とその後の対策法をご紹介します。
【目次】
面接官が見せる不合格サイン
面接中に面接官が見せる不合格サインは、次の6つが代表的です。
面接が終わったあとに「なんとなく手応えがなかったかも・・・」と思う人は、以下に該当するサインに覚えがないかどうか、思い出してみましょう。
面接時間が短かった
面接時間の長さは合格・不合格を予想するためのわかりやすい指標です。
面接時間の平均は約30分ほどと言われていますが、面接時間が5~10分といった極端に短い場合は不合格の可能性が高いです。
もちろん、あまりに素晴らしい人材すぎてそれ以上の質問は不要だった、というケースもあるでしょう。
しかし多くの場合、面接が短時間で終わるのは「もうこれ以上続けても無駄だな」と、見切りをつけられてしまったから、という場合が多いです。
メモを取っていない
面接官からの質問に答えると、重要な事柄ならその回答をメモを取るのが一般的です。
しかし、面接官が明らかにメモを取っていない場合、それは不合格のサインかもしれません。
メモを取っていない=興味がない、という捉え方ができるからです。
採用通知や次の面接日の予定が曖昧
合格の可能性が少しでもあれば、面接終了時に採用結果の通知日や次の面接の日程に関する連絡がされるはずです。
しかし、どちらの予定も曖昧であまり教えてもらえないとしたら、合格の見込みはないかもしれません。
具体的な業務内容の話があまりない
面接時間がそこそこ長く、話も盛り上がったからといって安心はできません。
面接の中では、どんな話がメインでしたか?
仕事の業務内容がメインの話ならよいのですが、業務内容とは無関係な趣味の話などがメインなら、もしかしたら不合格かもしれません。
話が盛り上がった=上手くいったと錯覚するかもしれませんが、業務との関連が薄い話題で会話が弾んだとしても、それは単に面接官がこちらの気分を盛り立ててくれただけの可能性が高いです。
質問の数が少なすぎる
採用したいと思った応募者には、面接官はたくさんの質問をして相手のことを知ろうとします。
応募者のことをもっと知って、それを面接の合否の判断材料にしたいからです。
あまり質問がなく、淡々と面接が進められていった場合は不合格の可能性が高いかもしれません。
「なにかアピールしたいことはありますか?」と最後に尋ねられた
面接の最後に「なにかアピールしたいことはありますか?」と聞かれることがあります。
この一言はすごく希望がありそうな感じがしますが、実はその逆で、面接官がお情けで与えている一発逆転のチャンスの場合が多いです。
ここでインパクトを残すことができれば合格の確率は上がりますが、イマイチであれば不合格という結果になることがほとんどです。
次の面接に備える:転職の面接対策と注意点
念のために合格サインもチェックしてみよう!
参考のために、面接官が見せる合格サインも知っておきましょう。
次の選考スケジュールの話をする
次の面接などの日程を決めようと、面接官から早々とスケジュール確認されたら、合格サインとして受け取れます。
しかし、ほかの応募者との面接で、よりいい人材が見つかった場合は考えが変わることも十分に考えられるので過信しすぎないようにしましょう。
面接時間が30分以上だった
業務内容の話がメインで、なおかつ面接時間が30分以上なら、合格サインの可能性が高いです。
具体的な業務の話で盛り上がるほど合格サインの確率が高くなります。
入社後の話を明確にしてくれた
実際に入社したあとの配属先や業務内容、一日のスケジュールなどの説明が具体的であるほど、合格の確率が高いです。
同時に、面接官が会社の魅力などもアピールしてくる場合は、特に合格の確率が高いです。
会社の上司やスタッフを紹介してくれた
会社の魅力を紹介したあとに、実際に今働いている会社の上司やスタッフを紹介してもらえたなら、かなり合格率が高いと言えます。
早々と従業員を紹介してくれる面接官の姿勢に戸惑ってしまうかもしれませんが、ここは落ち着いて笑顔でしっかりと挨拶をしておきましょう。
まとめ
不合格サインが多かったにも関わらず結果的に合格した場合もあるでしょうし、その逆も当然あるでしょう。
合格・不合格のサインはあくまで一つの目安として考えましょう。