転職で有利に!?女性がとっておきたい3つの資格
結婚や出産、育児期間など、女性のライフスタイルは変化が多いもの。
そうした変化するライフスタイルに合わせて、転職したり休職期間を経て再就職したりといった必要が出てくることもあるでしょう。
そんな転職や再就職の際、資格を持っていることで有利になることがあります。将来のことを見据えて取得しておくとしたらどんな資格を選ぶのが良いのでしょうか。
今回は、女性が取得しておきたい転職に役立つ資格をご紹介します。
簿記検定(3級・2級)
簿記とは、財産に関する取引を記録する「帳簿」をつけるための技能のことを言います。
経理事務など事務職をはじめ、財務関連の仕事をするなら必須のスキルです。また、簿記の資格を持っていることで「お金の流れの基本を理解している」ということをアピールすることができます。経理や会計以外の仕事をしたい場合にも持っていて損はない資格だと言えるでしょう。日商簿記検定には4級から1級までがあります。4級は入門レベルのため、実際に転職で役立つのは3級以上。求人情報で求められることが多いのは2級です。
これから簿記を学ぶのであれば、まずは3級から目指してみてはいかがでしょうか。
TOEIC(700点~)
私たちの暮らす社会は、今後ますますグローバル化が進むと考えられています。ビジネスにおいても、業種・職種を問わず英語力が必要とされる場面が増えてくるはずです。そこで注目されるのがTOEIC(トーイック)です。
TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテスト。資格と言っても、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。
一般的に700点以上を取ることで転職や就職に有利になってきます。特に金融・貿易関連の事務職や、翻訳・通訳などの専門職は女性に人気の職。
女性の転職に、英語力は強い武器となるでしょう。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、その名の通り、マイクロソフト社のソフト「Microsoft Office」の操作スキルを証明する国際資格です。Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookそれぞれについて受験することができます。WordとExcelについては、スペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)の2種類のレベルが用意されています。
「Word、Excelが使える人」を条件とする求人情報は多いもの。資格を持っていることで一通りの操作ができることをアピールすることができます。さまざまな業種・職種への転職に役立つ資格の一つと言えそうです。