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一般常識や適性能力検査など、筆記試験ありの求人対策

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会社によっては、応募者の能力適性を見るために、コンピテンシー(行動特性)や一般常識などの筆記試験を実施するケースがあります。
対策が難しそうなイメージがありますが、出題の意図や傾向を把握すれば、それほど困難な内容ではありません。
ここでは、一般常識や適性検査などの筆記試験の対策を解説します。

筆記試験の種類や内容

コンピテンシー検査

【コンピテンシー】とは、「高い業績を残すスタッフに見られる行動特性」のことをいいます。
コンピテンシー検査は、その行動特性が備わっているかどうかを見極めるための検査です。

会社がコンピテンシー検査を行うのは、応募者が会社の欲しい人物像にマッチしているかどうかを見極めるためです。
採用してみて「人選を間違えた」ということがないように、事前にその人を知るために行う検査と考えればいいでしょう。

会社の面接担当官は、一度に数多くの応募者と面談しなければならず、その場ですべての応募者の情報を把握することはできません。
そのため、客観的に応募者の資質を図る指標が必要になり、コンピテンシー検査が用いられるようになりました。

一般常識検査

一般常識検査で実施されるテスト内容は、主に中学・高校で学習したレベルの問題が出題されることが多いです。

応募者の一般常識をテストする理由は、社会人として知っておくべき知識の有無や、基本的な国語力や計算力を確認するためです。
また、時事問題、世界情勢、社会問題などにも関心があることが求められています。

一般常識検査は以下の各項目について出題されることが多いのですが、会社によってすべての項目で出題されることもあれば、項目を絞って出題されることもあります。

a.社会
政治経済はもちろん、世界情勢から歴史、地理など幅広い分野からの出題となります。

b.国語
基礎的な国語力があるかどうかを見るためのテストです。
漢字の読み書き、語彙力、敬語や謙譲語の使い方などが出題されます。

c.数学
基本的な公式や計算問題が出題されます。
分数と四則演算を組み合わせた複雑な計算問題などが多く出題されます。
なお、理系の会社ではさらに高度な数学の問題が出題されます。

d.理科
化学、物理、生物など、広範囲にわたる問題が出題されます。
それほど深い内容の出題はなく、基本を押さえておけば容易に解ける問題が中心です。

e.時事
世界情勢から国内情勢まで、幅広い見識が求められます。
試験直前の国内外のニュースをチェックしておけば簡単に解ける問題がほとんどです。

論文(作文)

論文は、論理的な文章作成能力を試される試験です。
テーマはそれほど難解なものは出題されず、「当社に入ってやってみたいこと」や「将来の展望」などのテーマで書かされることが多いです。

書かれている内容そのものというよりは、主張や根拠を論理的に組み立てて、わかりやすい文章を作成できるかどうかが重要です。

それぞれの勉強方法・対策

では次に、それぞれの適性検査の勉強方法と対策を見ていきましょう。

コンピテンシーへの対策

コンピテンシー検査で落とされないためには、次のことに注意する必要があります。

1.虚偽の回答をしない

コンピテンシー検査で自分を良く見せようとして、虚偽の回答をする方もいます
しかし、そのような態度では不採用となる可能性が高くなります。
コンピテンシー検査の結果は、面接時の会話や提出された履歴書などと照合して、総合的に判断されます。
コンピテンシー検査の結果と面接時の印象が大きく違っていると、不信感を持たれることになります。

コンピテンシー検査では自分をよく見せようとしてはいけません。
自分を客観視して答えることが基本です。

2.極端な設問には要注意

適性検査には極端な設問もありますが、そのような設問は要注意です。
設問中に「一度も」「全く」「必ず」などといった文言がみられる場合は、本当に「一度も」「全く」経験したことがないことなのか、「必ず」行っていることなのか、振り返ってみてください。
これらのテストでは、物事に対する厳密さについても確認していることがあります。
後々「本当に一度も経験したことがないのですか?」と突っ込まれる可能性があります。

一般常識への対策

一般常識検査で出題される問題は、それほど難しいものではありません。
先述したように、中学や高校の勉強が普通にできていれば、比較的容易に答えられる問題ばかりです。

ただし、能力適性検査の対策は、直前になって実施しても身に付くものではありません。
検査に慣れておくためにも、適性検査の問題集などを買って、事前にトレーニングしておくことをおすすめします。

得意分野はとりあえず後回しにして、不得意分野の問題を少しでも解けるように努力しましょう。

時事問題については、ネットニュースで過去3か月の内外の主な政治経済ニュースに目を通しておくだけでも、かなりの高得点が期待できます。

論文への対策

論文試験で重視される「論理的な文章」を書くコツは、以下のポイントを押さえることです。

・主張をしたら理由を述べる
・理由に対する根拠を述べる

理由のない主張や根拠のない理由は、文章の説得力を弱めてしまいます。
何か主張をしたら必ず直後に理由となる文章を配置し、理由の後には、その理由を支える根拠となる文章を配置します。

【サンプル例文】
この仕事で最も必要とされるスキルは、コミュニケーション能力ではないかと考えます。なぜなら、仕事を完遂するためには一人ではなく大勢のスタッフの協力がなければ進められないからです。事実、この業界で高い評価を得られている人たちは、ほぼ例外なく、大勢のスタッフの掌握術に長けており、コンピテンシー検査でも「コミュニケーション能力」が高いという集計結果が得られています。

以下のような単語を使うと、理由や根拠が自然と含まれるのでおすすめです。

【理由を表す単語】
「なぜなら」「理由としては」

【根拠を表す単語】
「事実」「その証拠に」「たとえば」

まとめ

転職の筆記試験は、極端に高度な問題が出題されるわけではありません。
コンピテンシー検査は極端な設問に注意しつつ、素直に回答すれば問題ありませんし、一般常識検査も、中学・高校レベルの勉強内容を押さえていれば大丈夫です。
論文(作文)試験は、論理的でわかりやすい文章を書くことを意識しましょう。

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